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縣神社を観る

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境内案内

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① 本殿

一間社流作り、檜皮葺き。正面に千鳥破風を付けている。拝殿は細部にわたり華美な彫刻が見られ、扉には桜の神紋が刻まれている。現社殿は、昭和11年の造営。

② 稲荷社

【御祭神】宇迦之御魂大神 【御縁日】午の日(初午・ニノ午・三ノ午)
【例祭日】二月 初午日 午前十時 【御神徳】商売繁盛・金運隆昌など

③ 天満社(天神社)

【御祭神】菅原道真公 【御縁日】毎月二十五日
【例祭日】七月二十五日 午前十時 【御神徳】入試合格・学業成就など

④ 御神木(あがたもり

あたりを県(あがた)の森と呼ばれていた神社の境内には、その名の通り巨木がうっそうと繁っていました。いまでも樹齢500年以上といわれる「椋(むく)」の大木が元気に注連縄(しめなわ)をまとって聳えています。高さ26m、幹周4.4mあり、宇治市名木百選に選ばれたその姿は往時を偲ばせます。

梵天ぼんてん奉納所

何といっても6月5日に行われる「あがた祭」のハイライトは「梵天渡御」。あかりの消された境内から神移しされた梵天が渡御される様子は、勇壮な中にロマンを秘めて人々の心をとらえます。その梵天が鎮座されているのが梵天奉納所です。

縣井あがたい

入口の鳥居をくぐってすぐ左側、醴水舎の北に井戸があります。平安時代以来の歌枕で古歌にもしばしば詠まれ、社家蔵の古写本「波満知登里(はまちどり)」によれば、「名所国府に云ふ、県井(あがたのい)、山城なり」とあり、「宇治郷県井を云ふ」とあります。

⑦ 句碑と木の花桜

縣神社では俳句の句会などがよく催されます。市内の俳句結社「幡の会」建立による主宰者土田克己さんの句碑が境内中程にあり「涼風となり神宇治を見そなはす」と刻まれています。その碑に枝を差し伸べる枝垂れ桜は「木の花桜」と呼ばれ、他に先駆けて毎年見事な花を咲かせ、花見客で賑わいます。

⑧ 大幣殿

6月8日に行われる「大幣神事」は伝承九百年の古代日本の貴族的、民族的色の濃い神事です。宇治の街の静謐を願って行われるこの神事の中で「疫病」を祓い宇治川に流す「大幣」を収める神聖な場所です。

⑨ 茶室と書院

綏邦(すいほう)書院並びに茶室棠庵(とうあん)は、御本殿東側内庭にあり、茶会、歌会、俳句会などに多く利用されています。なお棠庵は厳格な織部風の古法によったもので、秋の献茶祭では藪内流家元により盛大な茶会が催されます。

蛙なく県の井戸に春暮れて 散りやしぬらむ山吹の花
後鳥羽院御製

山吹の花もてはやす人もなし 県の井戸は都ならねば
妙光寺内大臣家中納言